Q14 スリーパーは嫌われるのに、なぜヤドンはかわいいと思われるのですか?

ズバリ言って危害を加えないからでしょうね。

カント―地方スリーパー少女催眠誘拐事件についてはほかの専門家におまかせするとして、ポケモントレーナーとヤドンとの暮らしは、人と家畜との歴史に似ています。

人が狩猟採集をしていた時代から、突然変異によって大天才が生まれ、ポケモンとの農耕牧畜、つまり文明が起こり、人がポケモンを飼うことによって、ポケモンから様々な恩恵を受けてきたのが私たち人間です。そして、人間は野生圏を離れて、人間圏であるタウンを作りました。このとき、「私たちも入れて」と言って、人間圏にしっぽを振ってついてきたポケモンたちがいます。

その最たるものが、ガーディやワンリキー、ラッキーなどなど。人の仕事を手伝ってくれているポケモンたちです。ヤドンはそのはしくれなのです。こういうポケモンたちについて、かわいいと思うのが自然だと言えるでしょう。

夜道にスリーパーとばったり会うと怖い。でも、ガーディとばったり出会ったらかわいい。そのように、人間と暮らすことを選んだポケモンとトレーナーたちの間に、生き物同士の約束みたいなものが出来上がっているのです。

もし、ヤドンでも人が初めて見たら、かなり不気味だと思います。目は大きいのに点だし、まばたきもあまりしないし、色はピンクだけど意外と大きいし。話しかけても返事が遅いし、無視しているかと思えば、急に鳴きだすし。幼いころから慣れ親しんでいる私たちだから、外観を異様には思わないし、怖くないんですね。

ヤドンは、私たちが子供のころから水辺にいて、井戸の近くにいて、見慣れているからかわいいと思えるということもあります。