これは、ポケモン自身が、人間のパートナーになることを許容したという証拠です。
ペットになるポケモンには「捕まってもいいよ」という印が現れます。それが、左右非対称の模様や、カラーバリエーションです。
野生のポケモンというのはみんな同じ色やデザインの姿をしています。そのポケモンが生きていく上で、それが一番理にかなった衣装だからです。これを捨ててくれたポケモンは、もう人間と共に生きていくことを決心してくれたんだと思っていいと思います。
伝説のポケモンは、いくら人間が人工増殖しようとしても模様は変わりません。たまに色違いが出る事がありますが、それはたまたま劣勢遺伝子が蓄積した結果です。
それに比べ、人間と友達になっちゃったポケモンなどは、模様だけでなく姿かたちもさまざまですね。
このように、ごく一部のものを除いて、野生のポケモンは、一般的には、左右対称の模様が野生の証なんですね。
ご存知のように、ほとんどのヤドンは模様や姿かたちに違いがありません。例外としては、ヤドンしっぽに噛み付いたシェルダーの身体の大きさや模様がめちゃめちゃなことがあります。
はじめてメガヤドランを見たときは、通常のヤドランに付いているシェルダーを「誰かがパルシェンに入れ替えて、失敗したのかな」と思ったのですが、もともと野生のヤドランでもメガシンカするとそういう姿になってしまうんですね。こんな例外も一部にいます。