Q8 ヤドンはヒマなとき何を考えているんですか?

何かをやっているときは、今やっていることを考えているんでしょうね。

ポフレを口いっぱいにほおばったり、海で釣りをしたり、シェルダーから逃げているときは、そのことを考えているんでしょう。

しかしヒマなときは――寝てるんじゃないですかね。ヤドンって、起きてるのか寝てるのかはっきりと分かりにくいでしょう。

いつもリアルタイムに起こっていることでも、ほかのポケモンよりワンテンポ遅れて考えているので、常にボーっと少し前の思い出にひたっているような気がします。

たまにじーっとして何かを考えているように見えますが、これは眠くなる寸前なんじゃないでしょうか。

でも、ヤドンって何かを考えているように見えるんですよね。進化後はヤドキングとなると、ポケモンの中でもどこか利口そうに見えます。

ヤードンズ・アローレンツ博士の『ヤドランの指輪』という名著があるんですが、あの中に「都会のさびしがり屋さんはヤドンをゲットしなさい」というようなことが書いてあって、ヤドンを思いきり薦めているんです。動きが鈍くてまん丸とした体型がまぬけなようで、どこか知的に見えるんですね。実はこの本を読んで、僕は子供のころに初めてヤドンをゲットしたのです。

ポケモンの知能を検査すると言っても、何を基準に検査すればいいのか確立されていませんから、もしかしたらヤドンから見れば、トレーナーはものすごく馬鹿な生き物に見えている可能性もあるわけです。いつも何かに追われているように急いでいる人間が利口でのろまでまぬけなスローライフを送るポケモンがバカというのは何とも言えないところです。